
産後のめまぐるしい毎日の中、きっとママパパさんなら誰もがぶつかる「おむつ、これで本当にいいのかな・・?」問題。
「産院でつかっていたから」「なんとなく定番だから」で選んでみても、「最近漏れがち・・」「おしりかぶれが気になる・・・」と、赤ちゃんにとってベストな紙おむつを見つけるのは意外と難しいですよね。
この記事では、おむつ選びのポイントについて解説していきます。
紙おむつには、実は2種類のタイプがあります。
「テープタイプ」と「パンツタイプ」の違いからチェックしていきましょう。
背中側からお腹周りにかけてテープで留めるタイプ。
授乳回数が多い新生児期や、まだ寝ている時間の方が長いねんね期は、テープタイプのおむつの方がおむつ替えもしやすくおすすめです。
【メリット】
・お腹周りの調整を体型にあわせて細かくしやすい
・小さなサイズ展開がある
【デメリット】
・寝返り等活発に動くようになるとおむつ替えの時に留めるのが難しい

パンツのように下から履かせるタイプ。ウエストがゴムになっていて、履かせやすいのが特徴です。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ちなど、生後6ヶ月頃から動きが活発になり始めたら切り替えのサイン!
【メリット】
・立ったままでも替えやすい
・股上が深く動きやすい
・ウエストが伸びてお腹を締め付けにくい
【デメリット】
・価格がテープタイプよりやや高め
パンツタイプも横を破ける設計になっている紙おむつがほとんどなので、横を破くことでテープタイプのようにおむつを替えることも可能です。

「うちの子に合うおむつ、どう見つければいいの?」 そんな時は、おむつの機能性をチェックしてみてくださいね。
外出時には、おむつをすぐに変えられないこともあるので、まずは「吸収力」があることが大前提。
その上で、特に夏場はムレによる肌トラブルを引き起こすこともあるので「通気性」が良いものがおすすめです。
「通気性特化」の商品もあるので、おむつかぶれが気になる方はチェックしてみてくださいね。
赤ちゃんの足まわりや胴まわりを優しく包む部分が「ギャザー」。ギャザーの高さがあると、寝ている時も横漏れや背中漏れをガードしてくれますよ♪

赤ちゃんの肌がかぶれやすいと感じたら、オーガニックコットンなどの天然素材やふんわりタッチの製品を選ぶのもおすすめです。

「おむつのサイズが合っていないこと」が原因で漏れやかぶれにつながる場合もあります。
気になるお悩みが出てきたら、サイズアップのタイミングかもしれません。3つのポイントを意識して確認してみて。
まずはおむつの箱や袋に書かれている体重の目安を参考にします。
目安の下限を少し超えた頃から、サイズアウトの兆し。体重が目安の上限に近づいたら、漏れやムレが起きなくても、次のサイズへの移行を検討する「黄信号」です。
体重は目安内でも、おむつを替えるたびに肌に「ゴムやギャザーの跡」がくっきり残っているなら、それはサイズが小さくなっているサイン。
特に太ももの内側や、おへそのすぐ下に赤い跡が残る場合は、きつくて漏れ・ムレ・かぶれの原因になっている可能性大です。
おへそがオムツで隠れている?おへそが隠れないくらい浅いと、おしっこやうんちがお腹側に漏れやすくなります。

これらのポイントをチェックする中え「あれ?」と違和感を感じたら、迷わずサイズアップ、または他のメーカーのものを試してみましょう。
メーカーによって同じサイズでも体型の合う・合わないが大きく分かれることがあります。
常に1サイズ上のおむつも常備しておくと、災害備蓄にもなり安心です。
おむつは赤ちゃんとの相性が非常に大きいです。あるメーカーが合わなくても、他のメーカーに変えた途端に漏れやかぶれがピタッと治まる、なんてことも。
まずは少量パック(またはお試しセット)で数日試してから、大容量の購入を検討するのもおすすめです。
メーカーによっては、昼間の短時間交換を想定した低価格タイプと、夜間の長時間使用を想定した高機能タイプを分けていることがあります。
用途に応じて価格と機能を使い分けるのも、賢い節約術です。
ちょっとしたおむつかぶれだと思っていても、放っておくと症状が悪化することも。
おむつかぶれが気になる場合は、まずはスキンケアを念入りに行いましょう。
自己判断で様子を見すぎず、なかなか治らない場合は、早めに小児科や皮膚科で専門医の判断を仰ぎましょう。

紙おむつは、赤ちゃんの体型、肌質、活動量、排泄量といった「今」の状態に合わせて、柔軟に使っている商品やサイズを変えていくことも時には大切です。
少しでも赤ちゃんが快適に過ごせるように、そしておむつ替えの負担が少しでもラクになるように、色々試してみてくださいね。
ベビューでは、「紙おむつ」の毎週更新の最新ランキングや詳しい口コミはもちろん、サイズ展開や強みなど、紙おむつの詳しい商品情報が一目で確認できます。
ぜひチェックして、紙おむつ選びの参考にしてみてくださいね!